4.キャッシュフロー計算書とは?
<4>財務収支計算
金融機関等からの借入金がある場合、通常毎月一定金額の返済をしなければなりません。そのためには経常収支と設備等の収支を通算するとその返済額以上のプラスになっていなければならないことになります。もし、プラスになっていない場合は新たな借り入れをしなければならないことになります。また、経常収支差額以上の設備投資をしたような場合にも新たな借り入れが必要になります。これらの収支を表したのが財務収支です。いわば資金繰りの帳尻あわせというようなところです。
これら三つの収支計算をすべて通算してプラスになれば期首の資金がその金額だけ増えていることになり、マイナスになれば資金は減っていることになります。いずれにしてもこれら三つの収支計算を期首の資金残高に加算した結果が期末の資金残高になります。
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