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4.キャッシュフロー計算書とは?

<1>キャッシュフロー計算書とは?

 損益計算書は、1年間の収益(売上など)から費用(仕入れ、給料、家賃など)を差し引いて利益を計算しますが、利益が上がっていても必ずしも資金(現金や預金)が増えるとは限りません。それどころか資金繰りがつかなくなることさえあるのです。いわゆる「勘定あって銭足らず」といわれるのはこのことです。なぜこのようなことが起きるのかといいますと、売上が計上されていてもまだ回収されていない資金があったり、固定資産を購入した場合のように現金が支出していてもその期の費用にならない場合があるからです。
 反対に減価償却費のように費用にはなっても資金が支出しない項目があったり、今期はあまり売上がないのに前期の売掛金が今期になって入金した、今期の仕入れより在庫品を売った方が多かったような場合は、たとえ損益計算上は損失でも資金繰りがとっても楽だったという結果になりすます。
このようなことが起きると、経営者にとって会社の業績がよくなっているかどうかを判断するとき混乱させる原因になります。そこで、キャッシュフロー計算書では、資金の流れを発生原因別にみることで資金状態が健全かどうかをみることができるのです。 キャッシュフロー計算書にはフロー式とストック式とがあります。フロー式の方が比較的簡単に作れますが、経営に役立たせるためには発生原因別に作成するストック式の方が優れています。
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